機能 #303
未完了[Redmine] 「解決」と「フィードバック待ち」ステータスの必要性 (2024-04)
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説明
一人で運用している限りにおいて「解決」と「フィードバック待ち」ステータスは不要に思われる。
#145#note-4 にメモしたように "Feedback" ステータスの意味論は曖昧だが、個人的には以下のような意味論を想定してはいた。
- 解決: 作業者によって作業が完了し望んだ状態になったことを、起票者が確認する必要がある状態。本来は「解決したことの確認待ち」とでも表現するのが正確。問題がなければ起票者が「終了」に持っていき、問題が見付かれば「進行中」などへ差し戻す。
- フィードバック待ち: 起票者などによる情報提供が必要で、作業者が作業の進行をブロックされている状態。十分な情報提供があった時点で「進行中」に戻すか、あるいは「却下」にするなどによってチケットの状態を進行させる。
いずれにせよ独りでやっているプロジェクトや私しかアクセス権のない Redmine インスタンスでは無縁の存在である。
(Redmine 外でのイベントを待つ場合は別途「待機中」ステータスを用意してあるので、「フィードバック待ち」を使う必要はない。)
使いもしないのに選択肢に出てきても邪魔なだけなので、無効化してまおうか考えている。
nop_thread さんが7ヶ月前に更新
無効化といっても実態としてはワークフローのチェックボックスをポチポチすることになるので、一時的に無効化したり簡単に復旧させたりといったことがしづらい。
もし万が一にも他人のアカウントをこのサーバに作るようなことがあるなら、ワークフローから消すべきではない。
custom CSS か custom script 何かでどうにかできるかもしれないので、それも選択肢。
nop_thread さんが7ヶ月前に更新
- 題名 を [Redmine] 「解決」と「フィードバック待ち」ステータスの必要性 から [Redmine] 「解決」と「フィードバック待ち」ステータスの必要性 (2024-04) に変更
nop_thread さんが7ヶ月前に更新 · 編集済み
参考までに、デフォルトの状態だとロール「報告者」がステータス「解決」から「フィードバック」と「終了」へと遷移させられるようになっている。
逆に「フィードバック」からは「解決」へ戻せず、「終了」への変更しかできない (「終了」への変更は「却下」以外の任意の状態から可能。)
これを見た限りでは、「フィードバック」は「報告者によるフィードバック中」であることを意味しており、ゆえに「開発者による解決策の適用が完了した」を意味する「解決」から報告者が変更できるようになっているように読み取れる。
その場合、フィードバックを確認してステータスを「進行中」に戻したり「終了」にしたりするのは開発者の役目ということになる。
nop_thread さんが6ヶ月前に更新
Bugzilla だが参考になりそうな情報があった。
簡単にまとめると以下のようになる。
- RESOLVED: 修正できて QA 待ち。ここから REOPENED になるか VERIFIED になるか CLOSED になりうる。
- VERIFIED: QA で問題なさそうと確認された。リリースされるまでこの状態。
- CLOSED: 修正が正しく、バグはもはや存在しなくなった。このチケットを動かすなら REOPEN する必要がある。
つまり「開発側での修正作業完了」「アクティブなコードベースでの作業完了」「市場でのバグの消滅」を区別しているということになる。
Redmine の resolved / feedback / closed も3段階だし、概ね似たような見方をして良いのではないかと思われる。
たとえば修正作業の完了が resolved、内部的に何らかの「確認」が済んだがユーザにとってはまだ終了していない状態が feedback、ユーザにとっても終了したといえる状態が closed といった具合である。
ただし、この捉え方だと "feedback" は起票したユーザによる feedback を要請していると捉えるべきで、リリースされた後に個別の確認によって閉じられるということになるため、この点で Bugzilla の VERIFIED→CLOSED の遷移とは条件が異なる。